日本から離れたスイスでの生活でも欠かせないのが、「日本食」。
スイスには日本のスーパーやレストランがそれほど多くないため、多くの在住者は、現地で手に入る食材で工夫しながら日本食を作っています。
本記事では、スイス在住の私が普段の生活で実際に購入しているものをもとに、
- スイスのスーパーで買える日本食材と調味料
- お寿司用の魚の買い方
- スイス国内の日本食材店と通販一覧
- 薄切り肉について
- 転送サービスを利用する
などをまとめました。
これからスイスへ移住予定の方や、スイス生活のなかで日本食づくりに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
スイスの2大スーパーで買える日本食材&調味料(Migros・Coop)
まずは、スイスの大手スーパーMigros(ミグロ)やCoop(コープ)などで買える日本食材からご紹介します。
スイス生活では、アジアスーパーや日本食材店だけでなく、普段利用する近場のスーパーでどこまで揃えられるか、と言った点も意外と重要です。
醤油

醤油は、スイスでも比較的手に入りやすい調味料のひとつです。
スイス現地の家庭でも使われることがあり、スイスのスーパーで購入できます。
主に販売されているのはキッコーマンの醤油(500ml/CHF5.00)で、普段使いには十分。サイズ展開も豊富なので、用途に合わせて選びやすいです。
MIZUDennerでは20%オフになっていることが多いよ!
しかし、だし醤油やこだわりの醤油は、日本食材店で購入したり、日本から持ち帰ったりすることが必要となります。
我が家では、普段使いはキッコーマンの醤油を使い、こだわりの醤油は日本に帰国した際に小さめサイズのものを購入して、スイスで楽しんでいます。
▼木樽で発酵・熟成させた無添加の醤油
ごま油

ごま油はアジアスーパーで購入することが多いですが、急ぎのときはCoopの「Mei Yang Sesamöl」を使用しています。(190ml/CHF4.90)
問題なく使えますが、アジアスーパーの方が容量が大きくコスパ良しです。
Migrosで買えるAlnaturaのごま油は、風味がかなり異なり、日本食にはあまり向かない印象でした。
▼ごま油の老舗、九鬼産業の香豊かなこだわりごま油。
ウスターソース

Coopでは「Heinz Worcestershire Sauce」が購入できます。(150ml/CHF2.75CHF)。
日本の本格的なウスターソースとは少し違いますが、隠し味としては十分使えます。
お米
スイス生活でリピートしているのが、Migrosのお米(紫のパッケージ)。
近くのスーパーで安定して手に入るため、現在はこれに落ち着いています。日本のお米と全く同じとはいきませんが、十分満足できるレベル。
しかし、日本に帰国して日本米を食べると、やはり違いを感じます…。

▼日本帰国時に日本米を船便で送ることもあります。
片栗粉

COOPで購入できる「Naturaplan Bio Kartoffelstärke」。(200g/CHF2.50)
日本食づくりでも問題なく使えます。
※同じシリーズで「Naturaplan Bio Maisstärke(コーンスターチ)」も販売されています!
焼きそば

「Soba」(CHF1.85)として販売している、日清のインスタント焼きそばはヨーロッパでも定番。フレーバーもいくつかあります。
MIZUClassicが一番好き!
生麺はありませんが、ストックしておくと何かと便利で、具材を加えると満足度も高くなります。
やや割高ではありますが、カップ麺タイプもあります。旅行などに便利!
冷凍枝豆
スイスのスーパーでも、定番商品のように並んでいる冷凍枝豆。
おつまみや副菜に便利です。
以前、Coopで生の枝豆を見かけたこともありました。
サーモン刺身
後ほど詳しくご紹介しますが、Coopでは刺身用サーモン「Froyas Lachsrückenfilet」、MIGROSでは「Sélection · Sashimi Lachs」が手に入ります。
お寿司やお刺身を気軽に楽しめるのでおすすめです。
スイスのスーパーで手に入る日本食材&調味料一覧

上記以外にも、スイスの大手スーパー(Coop / Migros)では以下のような日本食材&調味料が手に入ります。
- みりん(Coop / Migros)
- 料理酒(Coop)
- 米酢(Coop / Migros)
- 海苔(Coop / Migros)
- がり(Coop / Migros)
- パン粉(Coop / Migros)
- 味噌(Coop / Migros)
- 白滝(Coop / Migros)
- うどん(Coop / Migros)
- ごま(Coop / Migros)
- わさび(Coop / Migros)
- 豆腐(Coop / Migros)日本の木綿よりも硬いものが多い
- ポン酢(Coop)
- サーモン刺身(Coop / Migros)
店舗によって品揃えが異なるので、事前にオンラインで在庫状況を確認しておくのがおすすめです。
野菜

日本食に使える野菜はやや手に入りづらいです。
日本食でよく使われるもので現地のスーパーで手に入るのは、
にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、白菜、もやし、キャベツ(三角の物が日本のキャベツに近い)、きゅうり(形は異なる。小さいスナックきゅうりがおすすめ。)、なす(形は異なる)、長ネギ(形は異なる)、なす(形は異なる)、キノコ類(しめじやエリンギなどが店舗や季節によっては手に入る、)
などです。
日本のカボチャは秋のパンプキンパッチで置いているところが多いです。

スイスでお寿司を作るときに買うもの
スイスでも、手巻き寿司は比較的簡単に楽しめます。
魚屋「DER FRISCH-FISCH MERCATO」
お寿司用の魚を買うときによく利用しているのが、「DER FRISCH-FISCH MERCATO」という魚屋さんで、チューリッヒ周辺やバーゼル近郊に数店舗あります。
DER FRISCH-FISCH MERCATOは、サーモンやマグロの柵、蒸しエビや甘エビ、うなぎなど、お寿司に使える食材がしっかり揃っています。
さらに、エビフライやエビの天ぷら、新鮮な魚やアサリ、春巻きの皮や調味料なども手に入るので、日本食を作るときに重宝!
事前に予約しておくと商品を確保してくれることもあり、以前は大トロを注文できたこともありました。(店舗やタイミングによるかもしれません。)
店舗一覧
- Zürich-Altstetten
- Dietikon
- Sihlbrugg
- Dietlikon
- Pratteln
- St. Margrethen
魚屋「北海水産」
オンラインで注文するときは、オランダにある「北海水産」を利用しています。
刺身用のお魚だけでなく、焼き魚用のお魚もとても美味しいです。
しかし、
- スイスへの送料
- 関税
がかかるため、注文する際は友人とまとめて注文することが多いです。
また、ドイツで行われる販売会に足を運ぶこともあります。
MIZUバーゼルの隣町「Lörrach」で販売会が開かれることも…!
手巻き寿司の具材
刺身に加えて
- ツナ缶
- 野菜
- 卵焼き
などを組み合わせると、スイスでも十分に手巻き寿司を楽しめます。
海苔はスイスのスーパーやアジアスーパーでも購入できますが、商品によっては香りが弱いことも…。
そのため、日本に帰国した際には海苔、そして時短になる「すしのこ」をよく持ち帰っています。
Coopでもサーモン刺身が買える!
Coopでも、サーモンの刺身が手に入ります。
商品名は、「Froyas Lachsrückenfilet」。

スイス在住者の定番でもあり、なかなか美味しいです。
店舗数は多くないですが、Manorのスーパーでも見かけました。
近くに魚屋がない方は、ぜひ一度試してみてください。
スイスの日本食材店一覧
スイスには、日本食材を扱うスーパーが各地にあります。
(アジアスーパーはさらに選択肢が多いため、今回は日本食材店のみをご紹介します。)
以下の一覧では、店舗名をクリックすると、Google Maps に移動できます。
オンラインショップの場合は、公式オンラインショップにリンクしています。
チューリッヒ(Zürich)

ヴィンタートゥール(Winterthur)
ベルン(Bern)
バーゼル(Basel)

アーラウ (Aarau)
ジュネーブ(Genève)
ローザンヌ(Lausanne)
ヌーシャテル(Neuchâtel)
オンライン(スイス配送)
- Uchitomi Online Shop
- Nishi Online Shop
- YUMIHANA Online Shop
- WA SHOP
- Nippon Food GmbH / Japanischer Online Shop
スイスのアジアスーパー・日本食材店で買えるもの
日本食づくりには、やはりアジアスーパーや日本食材店の存在が欠かせません。
ここでは、スイスのスーパーで手に入りづらいものを中心にご紹介します。
よく買う日本食材と調味料
スイスのスーパーでも一部手に入りますが、味・種類・価格を考えると、アジアスーパーや日本食材店でまとめ買いすることが多いです。
特に以下のものは常備しています。
- 白だし
- 味噌
- 料理酒
- みりん
- 鶏がらスープの素
- うどん
- そば
- ラーメン
- そうめん
- 豆腐
- 納豆
日本メーカーの商品が多く、知っている味であることが安心ポイント。
容量も大きめなので、一度買えばしばらく持ちます。
しかし、色々購入していると、あっという間に数万円になることも…。
白だしはスイスのスーパーやアジアスーパーではあまり見かけないため、我が家では YUMIHANA(日本食材店)で購入することが多いです。
野菜
野菜の品揃えは店舗によって大きく異なります。
さまざまな店舗を訪れることで、新たな発見があるかもしれません。
スイス現地では手に入らない野菜をいろいろ取り扱っているので、見るだけでも新鮮で楽しいです。
MIZUえのき、ニラ、オクラなどをよく見かけるよ
和風だし(顆粒・だしパック)は日本での購入がおすすめ
日本食づくりの基本とも言える「和風だし」は、日本食材店で買うこともありますが、軽くて選択肢が豊富なので、日本一時帰国時にまとめて購入しています。
我が家では、
を愛用中。
スイス人の夫は和風だしの風味が少し苦手なようですが、だしまんまだと優しい味わいで、比較的食べやすいようです。
スイスで薄切り肉を用意する方法
スイスで日本食を作るときに意外と困るのが「お肉」。
日本のような薄切り肉(バラ・小間切れなど)はほとんど売っていません。
冬になると、フォンデュ・シノワーズ用の薄切り肉(冷凍)が販売されますが、基本的にはブロック肉を自分で薄切りにするのが前提になります。
店舗によってはお肉カウンターで機械で薄切りにしてくれますが、日本人が望む薄さとは異なる場合が多いです。日本人が多く住む地域では、日本食向けにかなり薄く切ってくれるところもあるのだそう。
薄切り肉の作り方
かなりシンプルな方法ですが、コツは以下の通りです。
- 半解凍状態で切る(一番切りやすい)
- 量が多いときは電動スライサーを使う
- 少量なら包丁でOK(洗う手間を考えると楽)
作ったお肉は小分けにして冷凍しておくと、普段の料理がかなり楽になります。
MIZU薄切り肉があるだけで、作れるレシピの幅が広がる!
我が家では、肉をたくさん購入する際には電動スライサーが活躍してくれています。
【スイスに配送可能】
ドイツのAmazonでスライサーをチェックする
日本の海外転送サービスを利用する
どうしても手に入らないけどすぐ欲しいものは、海外転送サービスを利用することもあります。
本ブログでもいくつか転送サービスを紹介してきましたが、直近で使ったのは楽天の転送サービス「楽天グローバルエクスプレス」。
楽天市場をはじめとする通販サイトで注文して、そのまま海外転送できるので便利です。(楽天ポイントも使える!)
転送サービスを利用する際や日本帰国時によく購入するのは
- だし
- 海苔
- 鰹節
- すしのこ
- 塩麹(パウダー)
- カレー粉
- 乾物
など、軽くて長持ちするものが多いです。
まとめ|日本食はスイスでも作れる
スイスでは日本のようにすべての食材が簡単に手に入るわけではありませんが、現地のスーパーでもさまざまな食材や調味料が手に入ります。
それにプラスして、
- アジアスーパー・日本食材店を活用する
- 足りないものは日本でまとめ買い
- お肉は自分で薄切りにする
を利用することで、スイスでの食生活がより良いものに。
少しずつ自分のお気に入りを見つけていくことが重要ですが、この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
