スイス生活でも欠かすことのできない「お米」。
日本から遠く離れたスイスで日本米を購入し続けるのは容易ではありません。
スイスで買えるお米で、これはアリ!と、それなりに満足できるものをご紹介していきたいと思います。
スイスでどのお米を買ったら良いのか分からない…という方はぜひ参考にしてみてください。
スイス人はお米を食べるの?
スイス人もお米を食べます。スイスの食卓では、リゾットや、ぱらっとした細長いご飯をよく見かけます。
そのため、どのスーパーでもお米の購入が可能。
日本のような粘り気のあるお米とは違いますが、スイス人も日常的にお米を食べることに、スイスへ来た当初はびっくりしました。
それだけでなく、私がスイス人のお家で衝撃を受けたことは、お米をパスタのように煮ること!!
大量のお水でグツグツ煮て、ご飯が出来るの?!
日本のお米を炊くスタイルとはまた違って、ある意味簡単ですね。
▼スイスではUncle Ben’s(アンクル ベンズ)という煮るタイプのお米を使っているお家をよく目にします。
Uncle Ben’sは、アメリカ産カリフォルニア米なので、ヨーロッパだけでなくアメリカでも主流かと思います。
日本人の方に勧めたいかと言われたらそんなことはないのですが、海外のような食事を体験したい方、時短でご飯を作りたい方は、一度試してみるのもありかもしれません!
▼Uncle Ben’sのお米は種類豊富。
私のスイス人義実家では特にこだわりなくお米を購入している印象で、もちろんUncle Ben’sのストックもあります。
スイス大手スーパー MIGROS(ミグロ)のお米
スイス在住の日本人の方にはもはや定番と言える、MIGROS(ミグロ)のお米。
MIGROSはスイス2大スーパーのうちの1つなので、スイス国内であればどこにいても手に入ります。
▼こんなにも種類が豊富。
スイス在住の日本人に人気なのは、恐らく緑と紫。
私は緑を何回かリピートしたのちに、今は紫(S.ANDREA)に落ち着いています。炊飯器との相性もあるかと思いますが、緑の方がパサつく印象でした。
【2024年10月追記】現在は「Risotto d’Italia」という商品名に変わっています。
赤も食べたことがあるのですが…あまり違いが分からず。(赤もいけます。)
▼お米の形が日本のものに似ている。
お値段は1kg CHF2.20。
【2024年10月】商品名が変わっただけでなく、価格もCHF2.95へ変更になりました。
リピートしやすい価格ですね。
さらに、MIGROSのお米はセールになることがあるので、セールの際には買いだめしています。
20〜40%OFFセールが定期的にある!
お米を購入予定の方はMIGROSのセール情報、ぜひチェックしてみてください。
日本のお米よりも時間が経つとパサつく感じがするので、炊く前は必ず浸水させる、炊いて冷ましたらすぐに冷凍庫へ入れるように心がけています。
それでもやっぱり日本のお米には敵わない…
ゆめにしき
イタリア産のコシヒカリ「ゆめにしき」。
ヨーロッパで試したお米の中ではダントツ美味しいと思います。
色んなお米にチャレンジする中で、日本語表記があったり、Sushi riceなんて安心感のあるフレーズに騙されることもしばしば…。
しかし、ゆめにしきは期待を裏切りません。
難点は、スイスでは手に入りにくいところ。
現在の選択肢は以下の通りです。
- スイスにある日本食材店「うちとみ」で購入
- Amazon.deで購入(スイスへ配送可能)
- スイスの隣国で購入
YUMIHANA(ユミハナ)バーゼルでは、ゆめにしきの玄米verを見かけました。
1. スイスにある日本食材店「うちとみ」で購入
スイス・ジュネーブにお店を構える、日本食材店の「うちとみ(Uchitomi)」で取り扱いがあります。
うちとみは通販もやっているので、ジュネーブ近郊の方でなくても注文可能。
バーゼルからは少し距離があるのでまだ訪れたことがないのですが、いつか訪れたい場所の一つです。
それにしても、うちとみの通販ではなんでも揃う…。食材や調味料だけでなく、卵焼き器や折り紙まで。見ているだけでも楽しいです。
- 1kg…CHF11.50
- 5kg…CHF39
- 10kg…CHF70
2. Amazon.deで購入
ドイツのアマゾンではスイスへも発送可能。
5kgと20kgの2種類があります。
▶︎Amazon.de ゆめにしき 5kg €26.50▶︎Amazon.de ゆめにしき 20kg €99.95
【2024年10月追記】現在、上記の商品はスイスへの配送は行なっていません。現在ドイツのアマゾンで購入できるのは、1kgの商品のみとなります。
▶︎Amazon.de ゆめにしき 1kg €10.99
20kgの方が若干お得ですが、大して変わらないことと、20kgの方は関税がかかることがあるので、5kgの方をおすすめします。
どちらもJP Soul Foodという会社がAmazon.deで販売しているもので、JP Soul Foodでは日本の調味料なども取り扱いがあります。
3. スイスの隣国で購入する
スイスの隣国にあるアジア食材店(日本食材を取り扱っているところ)では、ゆめにしきを見かけることが多いです。今まで、ドイツ・フランクフルトや、イタリア・ミラノのアジア食材店で購入したことがあります。
重いので車でないと難しいかもしれませんが、何かの用事のついでに買えたらラッキーくらいに思っています。
お米の炊き方
ニトリの米びつでお米の保存を行なっています。場所を取らずに蓋が計量カップになっているところがお気に入り。スイスにも持ち帰りやすかった!
基本的には、スイスで購入した、ティファールのマルチクッカーの炊飯モードでお米を炊いています。
【2024年10月追記】Xiaomiの炊飯器を購入しました。詳しくは以下のブログに追記しています。
>>スイスで購入した炊飯器と電子レンジ
日本の炊飯器と同じようにボタンひとつで手軽に炊けるので助かっていますが、鍋の方が美味しく炊ける現実。
【手軽さ】炊飯器<鍋
【美味しさ】炊飯器<鍋
もちろん鍋の方が手間がかかるので、炊飯器率高めです。
美味しいご飯を食べたいとき、煮込み料理用にストウブの購入を検討中。
これがあれば無水カレーや無水肉じゃが…その他煮込み料理がグッと美味しくなるのか、と思うと魅力的すぎる…。
そして色も選択肢も豊富で、機能面だけでなく見た目からテンションが上がる!
まとめ
スイス生活の中では、こちらのお米で満足しているのですが、日本に帰ると日本のお米の美味しさや違いを心の底から感じてしまいます。
お米や水質の影響も関係しているので、こればかりは仕方ないですね。
スイスで日常的に食べているお米はMIGROSの紫のお米。
美味しいお米を食べたくなった時はゆめにしき。
お値段が張っても日本の美味しいお米が食べたい!という方は、チューリッヒとバーゼルにあるYUMIHANA(ユミハナ)に日本のお米が置いてあります。
その他のお米は、スイスのスーパーやアジア食品店でも手に入ります。
スイスに来て、何のお米をどこで買ったら良いか分からない!という方は、ひとまずMIGROS(ミグロ)のお米から始めてみてください。