生活に欠かせない電化製品。
スイスでは、冷蔵庫・オーブン・食洗機が備え付けられているお家が多く、我が家にもはじめから備わっていました。
その他の家電は、日本から持ってきたり、スイスへ移住してから買い揃えました。
今回は、スイスで購入した炊飯器&電子レンジについてご紹介していきます。
【2024年10月追記あり】炊飯器新調!
炊飯器
鍋で炊く手段もありますが、やっぱりあると助かる炊飯器。
スイスへ移住した当初は日本から持ってきたものを使用する予定でしたが、壊れてスイスで買い直しました。
日本から持ってきた炊飯器が壊れた
日本からせっせと持ってきた炊飯器。一人暮らしで使用していたので、小さめサイズの3合炊き。
スイス旅立ち前に日本から良い炊飯器を買って行きたかったのですが、時間や荷物に余裕がなく…
とりあえずあるものを持って行って、一時帰国の時に考えよう。と思っていました。
スイス生活がスタートしてから、スイスのスーパー(MIGROS)で購入したお米をさっそく炊いてみることに。
炊飯器をコンセントに刺すと、なにやらエラーコードが。説明書は持ってきていないのですが、電圧が合わないのかな〜と推測。(使う前に気付くべきでした。)
ひとまず変圧器がないと始まらなさそうなので変圧器を注文。届いた変圧器を介して炊飯器を繋いでみると…正常に作動!
ワクワクしながらスタートボタンを押し、ピーという音とともに炊飯が始まりました。
〜10分後〜
全ての表示が消えています。どのボタンを押しても作動しない。それから、炊飯器が作動することはありませんでした。突然のお別れとなってしまった炊飯器。今までありがとう‥。
というわけで、スイス生活が始まって早々、炊飯器が壊れました。
おまけに、日本から持ってきたちょっとお高めのミキサーも壊れました。こちらは変圧器を使ってから使用したので、変圧器が壊れていた疑惑が浮上。変圧器は返品し、ミキサーは処分しました。
→その後、スイスでバーミックスのハンドブレンダーを購入。
新しく炊飯器を探してみる
何としても炊飯器が欲しい。主食のお米を楽して美味しく食べたい。
しばらくは鍋でお米を炊いていましたが、ボタンひとつで炊き上げてくれる炊飯器は最高な商品だと実感しました。
日本ブランドのものを購入できたら…と思っていましたが、ヨーロッパで購入するには日本の炊飯器は高級すぎることと種類が少ない。
「rice cooker」とウェブ検索するも、出てくるものは知らないブランドばかりでした。
ヨーロッパでは鍋のような蓋がついた炊飯器が主流なのか、検索するとその型ばかりが出てきた
そんな中で目に留まったのが、ティファールの炊飯器。
正しくは、マルチクッカー。
炊飯器と同じ形をしていながら、45種類の調理ができる優れもの。
海外で多い、薄釜ではないし、タイマーもついている。
他の用途にも使えて、なかなか価値ある商品なのでは?と推測。
レビューもなかなか良い。(外国人のレビューなので、少し不安。)
ティファールは日本でも馴染みのあるブランドだけに、信頼度も高め。一晩悩み、購入を決意。
お値段は約120CHF。
新しい炊飯器が届いた
待ちに待った炊飯器。大きなダンボールがマンションのエントランスに届いていました。
誰かとって行ってしまわないのかな〜。と心配になりますが、そんなことスイスではありえないよ^^と自信満々な夫。笑
ダンボールを開けるとティファールの大きな箱がどどーん。
箱を開けると発泡スチロールに包まれた炊飯器が。
(発泡スチロールが至る所に砕けついてしまっていてちょっぴり大変でした。)
ジャジャーーン!!
少し大きめですが、美しいフォルム。
やや厚く丸い釜です。
付属品はこちら。
これ以外にお米の計量カップもついてきました。
180mlの計量カップをスイスで見つけることはかなりの難しいので、セットでついてきて大助かりです!!
右の穴の空いたトレーは蒸し料理をする際に使えるもの。
【2021.7 追記】1年半使用してみて、満足して使っています。ですが、お米によっては出来上がりが変わります。おすすめは、「ゆめにしき」一択です!
MIGROSのお米も美味しいのですが、底が塊になりやすく、翌日にはパラパラになってしまうんです。炊飯器との相性でしょうか。しかし、MIGROSのお米は安くて近くで買えるのでつい買ってしまいます。
理想の炊飯器
満足して使っているティファールの炊飯器ですが、少ない選択肢の中から選んだ、最低限使える物。
日本の商品には叶わないのは事実です。
少しだけ手間をかけられるなら、ストウブの購入もアリかも。と思っています。
他の調理にも使えるので、キッチンがすっきりしそうです。
でもやっぱり理想の炊飯器としては日本の製品です。
先ほども述べたようにヨーロッパで買うには選択肢が少ない&高価。
日本一時帰国の際や転送サービスを利用するのも手ですが、海外対応の炊飯器っておしゃれなもの少なすぎませんか…。
日本国内向け商品は安くて高機能でおしゃれな製品がたくさん出てくるのに…。
仕方がないですね。
私が調べた中で一番スタイリッシュで機能性も抜群な商品はこちら。
なかなか高価なので、いつか買えたら良いな。と目標にします。
【2024年10月追記】炊飯器を新調!
炊飯器を新調したので、追記として残しておきます。
ティファールは5年使ってお別れしました。
お別れした理由は、釜に小さな穴が空いたからです。
これは私のずぼらさが原因かもしれません。というもの、毎回食洗機に入れていました。そのため、劣化が進むのが早かったと推測しています。
炊飯器探しの旅は振り出しに戻り、ちょうど日本一時帰国の機会もあったので、日本で購入することも考えましたが、高価でない商品で海外対応製品で気に入るものがなく…
▼価格的に検討した商品
結果として、スイスの通販サイト「galaxus」で「Xiaomi Smart Multifunctional Rice Cooker」を購入。
こんな感じのデザインです。シンプルで良い。
日本語で検索したところ、こちらのモデルのレビューは出てきませんでしたが、Xiaomiの炊飯器はレビューが良いものが多いです。
携帯アプリで操作が出来て、お米の種類や時間、好みの硬さなどを選択できます。
基本的な機能以外は使いこなせていませんが、現状は満足していて、買ってよかった!と思える商品です。
スイス在住の日本人のお友達2人もXiaomiの炊飯器を使ってる!
ちなみに、Xiaomiはロボット掃除機も持っています。
Xiaomiの製品はおしゃれな見た目で高すぎず、機能性の良いものが多いですね。
日本企業に貢献したい!と思いつつも、スイスでは手に入りづらく、海外対応していないものが多い点が残念です。
電子レンジ
電子レンジ購入先
続いては電子レンジです。
全くこだわりなく、とりあえず揃えた形です。
電子レンジの購入先は、ヨーロッパでお馴染みのLidl(リドル)。
リドルは、世界に8,000もの店舗も持つ、ドイツ生まれのスーパーです。
食品だけでなく、家電や衣料品、生活雑貨に至るまで取り揃えています。
SILVER CRESTの電子レンジ
そんなリドルで購入した電子レンジ。
「SILVER CREST」というメーカーのものです。
お値段は約80スイスフラン。
食品ごとの温めに対応していて、普段使う分には問題ありません。
電子レンジもピンキリなので、用途によって商品を選択する必要がありますね。
家にはオーブンが備え付けであるので、電子レンジは温め機能に使う程度です。
ちなみに備え付けのオーブンと食洗機は「Miele」のものです。
電子レンジも良い物を使いたい方は、Mieleの商品であれば間違いなさそうです。
MediaMarktなどで店員さんに尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
おわりに
我が家で使っている炊飯器と電子レンジのご紹介でした。
スイスは備え付けの家電が多いので、生活を始める際に購入するものが少なく助かります。
私は全て通販で済ませてしまったのですが、家電量販店へ行って買い物を楽しめばよかったかな〜なんて思ったりしています。
少しでも何か参考になっていたら幸いです。
▼包丁は、Victorinoxのものがおすすめです