【海外子育て】ヨーロッパで購入したベビーカー

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ヨーロッパで、A&B型ベビーカーと機内持ち込みサイズのセカンドベビーカーを購入しました。

自身の体験談とともにヨーロッパのベビーカー事情についてお伝えしていきます。

▼購入歴

  • A型&B型ベビーカー「Chicco Trio Best Friend Light」(出産前)
  • 機内持ち込み可。軽量コンパクトベビーカー「サイベックス リベル」(生後8ヶ月頃)
  • 機内持ち込み可。軽量コンパクトベビーカー「ベビーゼンヨーヨー「(3歳頃)

ヨーロッパでのベビーカー選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。

  • A・B型必要なベビーカー
  • ヨーロッパで買える機内持ち込み可のコンパクトベビーカー
  • スイスで人気のベビーカー
  • 日本一時帰国で利用したいベビー用品のレンタルサービス

スイス&ドイツでベビーカーを探したため、「ヨーロッパ」と一括りにしています。
ヨーロッパでは共通の商品が多くありますが、これからの情報の多くはスイス&ドイツのことと思ってお読みください。

目次

ヨーロッパで選ぶベビーカー

チューリッヒの道路

子育ての必需品、ベビーカー。

情報が溢れている現代だからこそ悩んでしまったり、価格、デザイン、機能…、全てがマッチするものを選ぶのはなかなか難しかったりします。

私の中のベビーカーの印象って、完全にB型ベビーカーだったんですよね。

調べていくうちに、あぁこんなの(A型)もあったかも…と思い出しました。

そう、ベビーカーには二つのタイプがあります。

  • A型ベビーカー(新生児〜生後6ヶ月頃まで)
  • B型ベビーカー(生後6ヶ月頃〜)

A型はずっしりとしたモデルが多く、B型は軽量モデルが多いです。

MIZU

A型を使う期間って短いよね

なかには”AB型”という一台二役の便利なモデルもあります。

私がヨーロッパでベビーカーの購入に至るまでは、SNS徘徊(インスタグラム、YouTube)、ネット検索、ベビーショップを6店舗訪れました。

日本でも販売のあるベビーカーだと、日本語でレビューを調べられるメリットがあります。

MIZU

ベビーカーを決めるのって、想像以上に悩む

こんなベビーカーが欲しい

  • 持ち運びしやすい軽量コンパクトベビーカー
  • A型とB型、両方使えるモデル

残念なことに、ヨーロッパでこの願いを叶えてくれるベビーカーは、かなり少ない。

MIZU

日本には軽くてコンパクトなベビーカーが沢山あって、羨ましい!

日本では海外モデルが流行ったりしますが、海外に住んでいると、日本の商品が輝いて見えるんですよね。

  • ヨーロッパでは石畳の道が多いため、大きくて安定しているベビーカーが主流
  • 移動時も混雑が少ない

という理由から、コンパクトなものが流行っていないそうです。

スイスには改札がほとんどないため、幅を気にする必要もありません。

お店で聞いて回るも、一番コンパクトなモデルでも、とにかく大きくて重い。

結論として、ヨーロッパでAB型軽量コンパクトベビーカーを購入するなら、BABY ZEN YOYO2 0+6+一択になるかと思います。

ヨーロッパでは軽量やコンパクトモデルの選択肢が少ないので、

日本一時帰国で持ち込むことを考慮し、

日本の改札を通れる大きさ」

というのを、前提として選ぶことにしました。

日本の一般的な改札の幅は、55~60cmです。

スイスで人気のあるベビーカー

スイスで人気のベビーカーブランドは、

  • ABCデザイン
  • STOKKE

だそうで、実際に街に出てみてもよく見かけます。

ドイツのブランド「ABCデザイン」は、スイス人ママさんたちにおすすめされましたが、大きくて持ち上げられる自信がなかったので私には向いていませんでした。

が、しかし、

日本のABCデザインは違った

取り扱いモデルは少なく、以下の2種類のみなのですが、

どちらも新生児から幼児まで使用可能なAB型のコンパクトモデル。

これはかなり魅力的です。

  • ZEPHAIR (ゼフエアー) →新生児〜22kg
  • Pupair (ポップエアー)→新生児〜15kg
MIZU

なぜこんなに優秀なモデルが本場で売っていないの…

ヨーロッパで購入できるのであれば、ABCデザインのゼフエアーを選んでいたかもしれません。コスパも良い…。

ノルウェー生まれのSTOKKE(ストッケ)の特徴的なベビーカー「ストッケ エクスプローリー X」も、新生児から22kgまで使えるモデル。

高さがあるため、赤ちゃんとの距離が近く、赤ちゃんが安心できる構造となっているそうです。レストランでも、同じ目線で食事ができて、お互い安心ですね。

デザインもシンプルで洗練されています。

性能も文句なしですが、お値段は少々お高め。

A型&B型ベビーカー「Chicco Trio Best Friend Light」

私がヨーロッパで初めに購入したのが「ChiccoのTrio Best Friend Light」。

>>最新モデルはこちら

日本でも人気のChicco(キッコ)のものですが、このモデルは日本では販売されていません。

購入先は、スイスにあるベビー用品販売店「MAC BABY」(チェーン店)。

MAC BABYでは定価より少し割引されていたのと、クーポンがあったのでお得に買い物ができました。

<スイス在住の方へ>
BIG BABYのクーポン券が、国からもらえるママボックスに入っていました。
その他のベビーショップのクーポン券も入っていると思うので、ベビーカー購入前にぜひチェックしてみてください。
Egerkingen店では、目の前のマクドナルドで商品を購入した場合にも、レシートに10%OFFクーポンがついてきます。(ママボックスのクーポンと併用はできません。)
さらに、MAC BABY Egerkingen店と同じ建物にあるSUBWAYでサンドイッチを注文したところ、妊婦さんだからと割引をしてくれました!(常に行っているかはわかりません。)

Chicco Trio Best Friend Lightの特徴

私の希望を伝えたところ、店員さんにおすすめされたのが「ChiccoのTrio Best Friend Light」(以下Best Friend)。

ChiccoのBest friend は、

  • A型(新生児〜9kg/6ヶ月頃まで)
  • B型(6ヶ月頃〜15kg/3歳頃まで)
  • ベビーシート(新生児〜13kgまで)
  • キャリーコット
  • レインカバー

がセットとなっています。

A型、B型、ベビーシート全てをキャリーコットへ付け替えられるのがとても便利です。

ベビーシートに関しては、車で寝ちゃったりしてもそのまま運ぶことができますね。

Best Friendは、ヨーロッパのベビーカーの中ではコンパクトモデル。

一度家に帰って悩んだものの、以下の理由で購入に至りました。

  • 信頼できるブランド
  • 全てセットのため、一度の購入ですべて揃う
  • 取り外しが簡単
  • B型の際に前向き・対面に対応
  • ヨーロッパの中ではコンパクトなベビーカー

B型シートは、前向きと対面、どちらも取り付けが可能。

ヨーロッパで見たコンパクトモデルベビーカーは、前向きのみ対応の物が多かったため、高ポイント。

Best Friendは毎年デザインや色が変わるので、ネットで去年のモデルを調べてみると、安くて気に入るカラーがあった!なんてことがあるかもしれません。

Chicco Trio Best Friend Lightのメリット&デメリット

私が思う、Best Friendのメリットとデメリットは以下の通り。

▼メリット

  • B型シートは前向きと対面に対応
  • 安定感がある
  • レバーの高さ調整が可能
  • A&B型に対応
  • ベビーシートもセットでついてくる
  • 日よけが深い
  • 荷物をたくさん載せることができる

▼デメリット

  • 1人で運ぶには重い(約11kg)
  • 小回りが利きづらい
  • 段差を乗り越えづらい
  • 嵩張る

▼1歳になる息子が乗っている写真。(B型)

日よけが深いので、夏の強い日差しからもしっかり守ってくれます。

ベビーカーの下のカゴも広くて大きいので、荷物がたっぷり入るのもお気に入りポイント。ハンドルにフックをつけて荷物をぶら下げる分にも、問題ありません。

現在はセカンドベビーカーに付けていますが、リッタグリッタのベビーカーフックとブランケットクリップ(ブラック)を愛用中。

一目惚れしてヨーロッパでも探したのですが、スイス周辺で購入できるところが見つからず、日本から送ってもらいました。

Best Friendはベビーカーの重さがある分、安定感があります。

新生児〜6ヶ月頃の赤ちゃん用なので、「安定感」は重要になってくるかもしれません。

しかし、A型ベビーカーを使う期間は約半年間なので、結構短いです。

新生児の頃は家で寝ていることが多かったり、家を出ても近所が多かったり。

いっそのこと、抱っこ紐があればA型ベビーカーを買わないという選択をする方もなかにはいるかもしれません。

>>最新モデルはこちら

抱っこ紐との併用

ヨーロッパで購入した抱っこ紐は、日本でも定番の「エルゴベビー(Ergobaby) オムニ360」。

腰ベルトのおかげで肩に負担がかかりづらく、かなり快適です。

洗濯機で丸洗できるのも◎

抱っこ紐はぐずった時にも大助かりなので、ベビーカーと併せて必需品アイテム。

セカンド抱っこ紐は購入していませんが、エルゴベビーだけで全く不便することなく、私はエルゴ1本で良かったと思っています。

▼日本では楽天でA型ベビーカーのレンタルができます。


セカンドベビーカー「Cybex LIBELLE -サイベックス リベル-」

生後半年経ってから購入したセカンドベビーカー「Cybex LIBELLE リベル」。

日本でも人気があるサイベックスはドイツ生まれのブランドです。

今までのベビーカーに対する不満

6ヶ月頃からB型ベビーカーになり、外出も増えてきました。

  • 車のトランク一杯にベビーカー
  • 電車での移動が多い
  • 家を出るときの階段10段の上げ下げがつらい
  • その他、上げ下げをするシーンが増えた

環境がまた少し変わってから、ベビーカーの「重さ」が以前より気になるようになりました。

子供と荷物を抱えて10kg強のベビーカーを持ち上げる日々は、徐々に負担に。

家を出る時の階段さえなければ、Best Friendだけでも満足していたかもしれません。

機内持ち込み可のベビーカー

日本一時帰国の際にも、

ベビーカーを預ける→借りる→返却→抱っこ紐と荷物

という煩わしさがあり、機内持ち込みできるサイズであれば、そのまま搭乗できる魅力が大きかったです。

せっかくのセカンドベビーカーなので、機内持ち込みサイズに限定して探すことに。

機内持ち込みとして持ち込めるB型ベビーカーで、ヨーロッパで買えるのは以下の2種類。

飛行機によって機内持ち込みサイズが変わりますが、この2種類であれば、規定のサイズをクリアするはずです。

セカンドベビーカーを選びながら思ったのが、

MIZU

初めからBABY ZEN YOYO2 0+6+を買っておけば良かった…

近くでベビーゼンを扱う場所がなかったため、購入をパスしました。

生活スタイルによって必要なベビーカーも変わってくると思うのですが、

私の場合は「コンパクトで軽量」というのがどうしても譲れないポイントだったようで、初めからこれに気づいていたら二度も買う必要がなかったです。

さて、セカンドベビーカーとして考えているCybexリベルとベビーゼンYOYO2 6+の価格差は倍以上。

セカンドベビーカーであり、使う期間もそれほど長くないことと、レビューの良さから、コスパの良いCybexのリベルを選びました。

Cybexリベルの特徴

MIZU

とにかくコンパクトで軽い!

めちゃくちゃコンパクトになる!機内持ち込みサイズで、自転車のカゴにも入ってしまう大きさです。

ベビーカーってこんなに小さくなるんだ…と驚きました。

▼リュックとさほど変わらない大きさです。

リベルのサイズ

折りたたむのも開くのも、本当に簡単

軽量モデルで、重量は5.9kg。あまりに軽いと想像していると、重く感じるかもしれませんが、女性でも楽々運べる重さです。

MIZU

今まで使っていたベビーカーの約半分の重さになった

使用対象年齢は、生後6ヶ月〜22kg。B型ベビーカーです。

▼我が家が購入したのはこのモデル

▼2024年最新モデルはこちらです。

シートの見た目が快適そう。数年でも色々と改良されていそうです。

▼なぜか、バンパーバーは別売り。

以前のベビーカーに比べて、断然コンパクトなので、車や収納スペースがガラリと空いて感動です。

>>Amazon.deでリベルをチェックする

サイベックス リベルのメリット&デメリット

私が思う、サイベックス リベルのメリットとデメリットはこちら。

▼メリット

  • とにかくコンパクト
  • 軽い
  • 小回りが効く
  • 段差も簡単に乗り越えられる
  • 機内持ち込み可
  • 日本でも販売しているから、何か買い足したい時に◎
  • コスパが良い
  • 折りたたみが簡単
  • 開くのもワンタッチ
  • 片手でも操縦可能

▼デメリット

  • 軽いがために重い荷物を掛けると、ひっくり返りそうになる。
  • バンパーバーが別売り
  • リクライニング調整がしづらい(紐での調整)
  • レバーの高さ調整が不可能
  • 日よけが浅い
  • 荷物の収納スペースが小さい

▼1歳の息子が乗っている様子。色は、ソーホーグレーです。

Cybexリベル

日よけが浅く、荷物の収納スペースが狭いです。

ハンドル部分に重い荷物を引っ掛けるとひっくり返りそうになるので、これも注意が必要。

また、リクライニングの調整が簡易的で、調整しづらいのが欠点に感じています。そのまま寝転ぶと、姿勢があまり良くないの点も気になります。

Cybex リベル リクライニング調整

デメリットばかり挙げてしまいましたが、小回りがきいて片手で操縦できるのはかなりストレスフリーです。

初めて街で走らせた時の滑らかさには感動しました。

サイベックス リベルは、とにかくコンパクトかつ軽量モデル。

電車移動が多い方や、ワンオペが多いの方、コスパの良いB型ベビーカーを購入したい方におすすめです。

安定感を取るのであれば、軽量コンパクトモデルはあまり向いていないかもしれません。

2023年7月追記 Babyzen yoyo2 6+を購入!

リベルに重いものを載せすぎたせいか、タイヤの1つが怪しくなってきたので、3歳を手前にして「Babyzen yoyo2 6+」を購入しました!

この年齢でベビーカーを購入するか本当に悩みましたが、まだお昼寝をしたり、遠出をすることも多いので、ベビーカーはもう少し必要だと判断。

リベルを再購入しようかとも悩みましたが、日本に一時帰国するタイミングもあって、Babyzen yoyo2 6+を日本で安く購入でき、使わなくなったらスイスでも良い値段で売れるため、購入に至りました。

>>Amazon.deでベビーゼンヨーヨーをチェックする

リベルとの比較としては、

【リベル】コンパクト、低価格、軽い
【ベビーゼン】安定とスムーズさ、デザイン(カラーバリエーションが豊富、質良し)

パッと思いつくのは以上のことです。

この追記のせいで、記事にまとまりがなくなってしまいましたが、今出産前に戻るのだとすれば、ベビーゼンヨーヨーを選んでいると思います。

とにかく使い勝手が良くて気に入っています。

一方スイス人夫は、普段ベビーカーを使いませんが、リベルのコンパクトさが気に入っていたそうです。安くて良い製品を探している方にはリベルもおすすめです。

▼最新モデルBabyzen yoyo3が発売になりました!

日本一時帰国時のベビーカー

生後4ヶ月の時に、A型ベビーカーを持って日本へ一時帰国。

機内に持ち込めないサイズのベビーカーは無料で預かってもらえます。

航空会社によって変わりますが、

  • ベビーカーを飛行機搭乗直前まで持っていける
  • 預け入れ荷物としてチェックインカウンター事前に預ける(その後航空会社のベビーカーをレンタルする)

など、さまざまです。

私の場合(スイス航空:チューリッヒ-成田間)は後者で、チェックインカウンターで預けて、航空会社のベビーカーを無料レンタルしました。

息子とレンタルベビーカー

預けたベビーカーは、現地でスーツケースと同じようにレーンに流れてきます。

カートに大きなスーツケース2つ、小さいスーツケース1つ、A型ベビーカー一式と息子を抱えながら1人で運ぶのはなかなか大変。

A型ベビーカーは片手で操縦が難しいのが難点です。抱っこ紐で頑張って帰国し、ベビーカーは日本でレンタルするのが私にとって楽だったと感じました。

B型ベビーカーであれば持ち込んでも良いかもしれません。

おわりに

軽量ベビーカーはとにかく移動が楽で、大きめのベビーカーは安定感があります。

生活スタイルや環境によって、選ぶベビーカーが変わってくると思いますが、自分の中で大切なものは妥協しない方が良いです。

我が家はベビーカー二台になってしまいましたが、用途によって使い分けることが出来るので結果オーライと思うようにしています。【2024年8月追記:大きいものはスイスのフリマサイトで手放しました!】

ベビーカー購入の際は、店頭で実際に商品を試してから購入することをおすすめします!

ベビーカーは子育ての大きな手助けとなり、毎日の相棒にもなります。お気に入りのベビーカーと一緒に快適な時間となりますように。

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