【海外在住者限定】日本での免税手続き方法!タックスフリーでお得にお買い物

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海外在住の日本人は、日本での買い物に免税(タックスフリー)適用ができます。
せっかく日本へ帰るのならばお得に買い物をして帰りたい!洋服や家電、食品や化粧品、薬など、免税対象となる商品は沢山あります。
手続き方法はとても簡単なので、一時帰国の際はぜひ免税手続きをしてお得にお買い物を楽しんでみてください。

2021年帰国時には免税手続きが電子化され、と〜っても簡単になっていました。追記しています。

目次

免税対象者

免税対象となるのは、日本に居住していない者であり、その他以下の条件があります。

❶外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
❷2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
❸[1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
❹[1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者

出典:国土交通省 観光庁 免税店とは

基本的には外国に住居があれば免税対象者となりますが、日本への滞在期間が6ヶ月未満と言う制限があるので、長期で日本へ帰国する予定の方は注意が必要です。

また、後に出てくる「消耗品」については購入から1ヶ月以内に国外へ輸出しなければなりません。数ヶ月滞在予定の方は、帰る直前に購入することが望ましいです。

日本入国時に忘れてはならないのが、パスポートへ入国スタンプを押してもらうことです。

入国証明となるため、入国スタンプがないと免税手続きができなくなってしまいます。

最近では自動ゲートの普及によって入国が簡易化されていますが、自動ゲートを利用する場合でも入国スタンプを押してもらえるので、入国時には忘れないようにしましょう。

免税対象となる商品

対象となる商品は、日常の生活の中で使用する「一般物品」と「消耗品」です。

一般物品は主に洋服や装飾類、家電など。
免税適用:合計金額5,000円以上(合計額が100万円を超える場合には別途手続きが必要)

消耗品は食品、化粧品、薬など。
免税適用:合計金額5,000円以上50万円以下

一般品は購入後開封して使用することが可能ですが、消耗品は購入する場で特殊包装をされるので、そのまま開封せずに1ヶ月以内に日本国外へ持ち出すことが必要です。

開封をしてしまうと免税対象外になることもあるので、日本国内で使いたい消耗品は別途、免税対象外として購入しましょう。

また、一般物品であっても消耗品と一緒に購入した場合には、特殊包装をされて消耗品扱いとなるのでご注意ください。

免税手続きの流れ

  1. 一般物品及び消耗品の5,000円以上の購入の際にパスポート(旅券)等の提出
  2. 免税店にて購入記録票を作成してもらう
  3. 購入者誓約書にサイン
  4. 購入記録票を旅券へ貼付してもらう
  5. 空港の税関にて購入記録票の提出空港の税関にてパスポートを専用の機械にかざす

【2021年12月】電子化され、免税手続き方法がとても簡単になりました!
購入時にパスポートを提出(必要に応じてIDカード等)した後に、お店側が全て手続きを行ってくれます。
その後、空港の税関にて自身のパスポートを機械で読み込みするだけで終了です。

実際に行うのは青線の引いてある1,3,5です。2,4に関しては購入先の店舗で行ってくれます。

買い物時にすべきこと

一般物品及び消耗品を5,000円以上購入し、免税手続きが始まります。

店舗に免税カウンターがあるお店ではそちらに並ぶ、ない場合には店員さんに免税手続きの旨を伝えると手続きをしてくれます。

都会の店舗では慣れた手つきでやってくれますが、旅行客の少ない地方の店舗では少し時間がかかるかもしれません。

まず、購入時にレジでパスポートを提出し、店員さんが購入記録票を作成してくれます。
→電子化された為、お店側が全ての免税手続きを行ってくれます。

次に購入者誓約書にサインをし、その後にパスポートに購入記録票(割印)を貼り付けてもらえます。

購入記録票はパスポートの査証ページに直接貼り付けられるので、初めはびっくりするかもしれません。
貼り付け方法はテープやホチキスなど、お店によって様々です。パスポートが汚れてしまう欠点がありますが、書類が直接パスポートに貼り付けられている状態なので、パスポート1つ持っておけばその他の用紙が必要ないと言う利点もあります。

以上が買い物時にすべきことです。商品はその場で免税となっているので、後の金銭のやりとりがなくスムーズなのが良いですね。

買い物した商品はスーツケースに入れても大丈夫?

液体物や大きめの商品等、機内持ち込み荷物に入れて持ち運ぶには難しいこともありますね。

購入した商品は、スーツケースに入れて預け荷物として預けてしまって大丈夫でした。※2020年1月成田空港にて確認済みですが、事前に確認をすると安心です。

私はドンキホーテで食品、化粧品、薬等をまとめて買って特殊包装をしてもらったのですが、これが嵩張る嵩張る…。

袋を開封することができない為、大きな塊をスーツケースに入れるのに苦労をしました。なるべく小さく分けてもらうことをお願いした方が持ち帰りやすいです。

私が購入した際の特殊包装は、透明の袋で開けられないように閉封されていました。

一般品(ユニクロ)については、通常買い物するのと同じ形で受け取るので、出国までに利用することが可能です。

購入記録票の提出先(※現在はパスポート読み取り)

手荷物検査(保安検査)を過ぎて、出国スタンプを押す前のところに免税手続きカウンターがあります。うっかり通り過ぎて出国してしまわないように気をつけてください。

ここで、自身のパスポートを専用の機械で読み取ります。これで免税の手続きは終わりです。

購入記録票の貼り付けされたパスポートを提出すると、税関の担当の人が購入記録票を受け取り、手続き終了です。この手続きはものの数秒で終わってしまうので拍子抜けしてしまうくらいです。

おわりに

以上が日本で行う免税手続きの流れです。

海外で免税をする際には手続きと時間が必要ですが、日本での免税手続きは想像以上に簡単でした。

日本には免税店が溢れているので、ネットで探したり街を歩いているだけでも、多くの免税対応店を見つけることができるかと思います。日本一時帰国時に日本の物をたくさん買って帰りたい海外在住者の方にぴったりですね。

この記事が参考になれば幸いです。

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海外在住者限定日本での免税手続き方法

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