世界遺産の集まる街、ポルトガルシントラの観光の続きです。
ロカ岬から始まり、レガレイラ宮殿→ペーナ国立宮殿→ムーアの城跡
を1日でまわるプランです。
本記事では、
- ペーナ宮殿(Palácio da Pena)
- ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)
についてお届けします。
世界遺産のペーナ宮殿とムーアの城跡
ペーナ宮殿(Palácio da Pena)とムーアの城跡(Castelo dos Mouros)は、ポルトガルのシントラにある歴史的な観光スポット。
美しい景観と豊かな歴史を楽しむことができ、”シントラの文化的景観”として他の宮殿と共に世界遺産(文化遺産)に登録されています。
ペーナ宮殿とムーアの城跡のチケットを購入
前回の記事でご紹介した「レガレイラ宮殿」から「ペーナ宮殿」までは、徒歩約45分。
道は上り坂ばかりで結構ハードです。
バスでアクセス可能ですが、時間のなかった私たちは、シントラの駅前でカートを拾っていきました。快適でおすすめです。
チケット売り場で降ろしてもらい、ペーナ宮殿とムーアの城跡のセットチケットを購入しました。
ペーナ宮殿とムーアの城跡は隣にある!
ペーナ宮殿とムーアの城跡の移動は簡単にできるので、どちらも行くのがおすすめです。
早い時間はチケットを買うのに並ぶようですが、着いたのは夕方近くになっていたので、待たずにチケットを買うことができました。
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ペーナ宮殿(Palácio da Pena)
まずは、「ペーナ宮殿(Palácio da Pena)」から観光しました。
ペーナ宮殿は19世紀に建てられたロマン主義建築の代表作で、色鮮やかな外観とデザインが特徴です。
ペーナ宮殿に着いてから数分坂を上るか、バスに乗ることもじゅらmす。
ディズニーランドを彷彿させるカラフルな宮殿。入り口はアラジンのような雰囲気です。
ペーナ宮殿も人気の観光地でもあるため、とても賑わっていました。
敷地は広く、中も見て回れるので見応えたっぷり。
ゆっくり見て回るには、少しの時間では足りませんでした。
カラフルな宮殿を見るだけで、ワクワクしてしまいます。
城内にはカフェもあるので、お城で休憩しながら、特別で優雅な時間を過ごせます。
ペーナ宮殿も高台に位置するため、眺めが良好!
この日はとても風が強かったです。
インスタグラマーの子の真似っこ。
歩いていてふと上を見上げると…
こんなモニュメントがあったりします。
眺めの良いスポットがいくつかあり、気持ちが良いです。
なんだか子供の頃の楽しさを思い出してくれるようなところで、記憶に強く残る印象的な宮殿でした。
ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)
続いては「ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)」です。
ムーアの城跡は8世紀から9世紀にかけて、ムーア人によって築かれた要塞です。軍事的防衛の目的で建てられ、戦略的な立地が特徴とされています。
ムーアの城跡は沢山歩くことになるので、歩きやすい靴をおすすめします。
門をくぐると一気に景色が変わります。緑に囲まれ、マイナスイオンたっぷり。
自然豊かで舗装された道を歩きながらお目当ての階段を目指します。
平坦な道なので、それほど苦ではありませんが、道のりは長いです。
階段に到着。
柵などがなかったので、高所恐怖症の私には少し怖かったです。
一歩一歩進んでいきます。
景色を楽しみながらのぼっていると、すぐに頂上へたどり着きました。
階段を上りきると、そこには絶景が待っています。
頑張ってのぼった甲斐もあり。ヨーロッパ周遊の最終地点がここで本当によかったと思いました。
せっかくなので一度下り、反対側も上ってみることに。
反対側は先ほど上った場所よりももっと高さがあります。
さっきまでいたところが低く感じてしまう!
ムーアの城跡からお隣のペーナ宮殿も見えました。
ムーアの城跡から見た景色は、忘れられないものとなりました。シントラの中で、1番好きな場所かもしれません。
シントラ観光を終えて
1日で
ロカ岬→レガレイラ宮殿→ペーナ国立宮殿→ムーアの城跡
をまわり、40,000歩近く歩いたので疲労感に包まれましたが、短い時間の中で行きたいところすべて回れたため、達成感と満足感に満ちております。
ポルトガルと言えば首都のリスボンを思い浮かべていたのですが、シントラにも魅力が詰まっていて、見応えバッチリ。ポルトガル旅行で、是非訪れていただきたい都市です。同じ世界遺産でも、全く違った世界が広がっていて、見応え抜群です。
ちなみに、ムーアの城跡の帰りは駅までまたカートにお世話になりました。