日本から約10,000km離れたスイス。
同じように月日が流れていますが、日本とスイスには時差があり、この時差はサマータイムかそうでないかによっても異なります。
スイス旅行やスイス生活の中で知っておきたい、日本とスイスの時差とサマータイムについて詳しく説明していきます。
スイスとの時差について
スイスと日本の時差、スイスとその近隣国の時差について見てきましょう。
スイスと日本の時差は何時間
スイスと日本の時差は、7〜8時間。
この1時間の違いは、スイスでサマータイムが導入されているためです。
基本的には8時間の時差(標準時間)があり、夏の間(サマータイム)のみ7時間の時差が生じます。
日本がスイスよりも7〜8時間進んでいる!
具体的な例を挙げると、”スイスが午前0時の時に、日本は午前8時”となります。(標準時間)
2019年の欧州議会にて、「サマータイムの廃止」が決まりましたが、いつから廃止されるかは未定です。
近い将来、スイスと日本の時差は「8時間」となりそうですね。
スイスと近隣ヨーロッパの国々の時差
スイスは、中央ヨーロッパ時間(CET)。
スイスの隣国である
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- リヒテンシュタイン
- オーストリア
も中央ヨーロッパ時間なので、スイスと時差はないです。
しかし、ヨーロッパの中でも国や地域によってタイムゾーンが異なるため、注意が必要です。
イギリスやポルトガルなどは西ヨーロッパ時間なので時間が異なる!
ヨーロッパ旅行の際は、事前に旅先の時間を確認しながら移動してください。
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スイスのサマータイムと標準時間
一部の国や地域で導入されている「サマータイム」。通常、夏季に導入され、その期間中は時間が変わります。
スイスのサマータイム(夏時間)
日本との時差が7時間になるスイスのサマータイムは、基本的には3月最終日曜日から、10月最終日曜日までの間です。
【2024年のサマータイム(夏時間)】
2024年3月31日(日)AM2:00〜10月27日(日)AM3:00
サマータイムが始まる午前2時を迎えた瞬間に、時間が1時間進みます。
例:AM2時を迎えた瞬間に、時間がAM3時になる。
iPhoneは自動的にサマータイムに切り替わるのでとても助かります。
その他の時計は自分で時間を調整してるよ!
スイスに移住したばかりの時に、サマータイムの存在をすっかり忘れていたことがあります。
ちょうどサマータイムに切り替わる日に夜更かしをしてしまい、2時に就寝しようと思ったらいきなり時計が3時になってびっくりしました。
サマータイムに切り替わる日は、早めの就寝がおすすめです。。
また、サマータイムの間は、日没時間が遅くなります。特に夏の季節は、22時頃まで明るいです。
標準時間(ウィンタータイム/冬時間)
サマータイムが終わると、標準時間(ウィンタータイム/冬時間)に戻ります。
標準時間なので、日本との時差は8時間です。
サマータイムが終わる午前3時に、時間が1時間前に戻ります。
1時間夜が長くなるため、いつもよりも長く眠れる!
なお、標準時間では、日没が早くなります。
サマータイムのメリットとデメリット
廃止が話題になっているサマータイムですが、サマータイムを導入するメリットとデメリットを挙げてみます。
サマータイムのメリット
サマータイムを導入することで、日中の明るい時間が長くなり、自然光を最大限に活用できます。
よって、電気の使用時間が減り、エネルギーの節約効果が期待されます。
また、明るい時間が長く続くことで、
- 交通事故の発生率の低下(視認性向上、渋滞時間のピークの緩和)
- 商業活動が活性化(明るい時間が長く、外出しやすくなる)
- 健康への良い影響(自然光を多く受ける機会が増える)
などのメリットがある可能性があります。
サマータイムのデメリット
続いてはサマータイムのデメリットです。
サマータイムの導入や解除により、一部の人々にとっては生活リズムへの適応が難しいことがあります。
体内時計の調整には時間がかかる
メリットとして”健康への良い影響(自然光を多く受ける機会が増える)”と挙げましたが、リズムが急激に変わることは身体への悪影響=デメリットとしても考えられます。
また、明るい時間が夕方に集中することによってエネルギーの節約が期待されていますが、逆に冷房などの利用が増え、エネルギー節約とならない可能性も懸念されます。
そして、サマータイムの導入や解除に伴い、コンピュータシステムや時計などを調整する必要があり、これには手間やコストがかかることがあります。
まとめ:スイスと日本の時差はサマータイムを考慮
スイスの日本の時差は、標準時間かサマータイムかで異なることがわかりました。
標準時間での時差:8時間
サマータイム導入中の時差:7時間
サマータイム中のスイス(ヨーロッパ)旅行は、夜遅くまで明るいので、時間を最大限に楽しむことができます。
3月や10月にスイスへ旅行に来られる予定のある方は、”時間が変わること”をぜひ覚えていてください。
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