スイス屈指のスノーリゾート「アーデルボーデン」にあるホテル「Berghotel Hahnenmoospass AG」は、大自然や登山が好きな方、スキー・スノーボードが好きな方におすすめしたいホテルです。
標高2,000m地点のスキー場内にあり、ホテルの周りにはスイスの壮大なアルプスが広がっているので、ホテルの中からも外からも絶景が堪能できます。
”雪山で一晩を過ごす”という非日常体験もここで叶います!
ホテル「Berghotel Hahnenmoos」について
スイス・ベルン州にある「アーデルボーデン(Adelboden)」は、標高約3,000mの山々が連なる、人気のスノーリゾートエリア。
夏の行楽シーズンや冬のスキー&スノーボードシーズンになると、各地から観光客がやってきます。
アルペンスキーW杯が開かれるくらい本格的なスキー場があるので、スキーヤー&スノーボーダーは満足すること間違いなし!
また、観光地として有名なだけあって、アーデルボーデンは宿泊施設の選択肢も豊富で、ホテルからアパートメントまで、300を超える宿泊施設があります。
そんなアーデルボーデンにあるホテル中から、今回私たちが宿泊したのは「Berghotel Hahnenmoos」。
スイス人夫の山好き同僚が自信を持っておすすめしてくれたホテルです。
Berghotel Hahnenmoosは、アルピスビューが満喫できるスイスの古き良きホテルで、標高2,000mのスキー場内にあります。そのため、スキーやスノーボード滑走中に休憩したり、早朝から滑り始めることも可能なんです。
山々に囲まれて大自然を感じられる最高な立地なので、綺麗な空気を吸いながら、夏はハイキング、冬はスキー・スノーボードを心ゆくまで楽しむことができます。
ホテルへの行き方
ホテルは標高2,000m、ゴンドラの停留所である「Hahnenmoos pass」に位置しているため、冬季はゴンドラの利用が必須です。
アーデルボーデンまで車で訪れる場合には、麓にあたる「Adelboden-Oey」にある駐車場に停めてからゴンドラを利用します。
宿泊者のために駐車スペースが設けられているので、駐車する際に係の方に伝えるとスムーズです。(一般の駐車スペースと同じ場所ですが、よりゴンドラに近い場所が確保されています。)
ゴンドラの利用料はホテルの宿泊者でも一般の人と同じ料金を支払わなければいけません。スキーやスノーボード目的できている場合には、リフト1日券がお得です。
ゴンドラの停留所「Hahnenmoos pass」に着くとすぐにホテルが見えます。
▼こちらがホテルで、入り口は★のついているところです。
チェックインは14:00ですが、事前に荷物を預かってもらえるので、荷物を預けてから観光やスキー・スノーボードをするのが良いかもしれません。
預かり方はかなりカジュアルで、受付の目の前の床に直接置くスタイル。貴重品は必ず所持しましょう。
スキー・スノーボードの板は目の前にある倉庫で預かってくれます。
部屋の様子
部屋は狭く、ベッドと洗面所のみの最低限。リゾートホテルをイメージしていくとがっかりするかもしれませんが、木造りでとても落ち着く雰囲気です。
部屋でゆっくりすることよりも、外の自然を楽しむことを目的に宿泊すれば満足のいく滞在となります。
なお、部屋によってはリニューアルしているので、運が良ければ新しい部屋に当たることもあるそうです。
▼夏の緑が綺麗な季節の滞在も気持ちが良さそう。
スイスの古い建物は暖房がしっかりと効くようになっているので、氷点下の世界でもとても暖かく快適に過ごせます。
シャワーとトイレは同じフロアの人と共有ですが、施設内は掃除が行き届っていて綺麗です。
宿泊料金
時期によって変動がありますが、私が行った3月の料金は大人一人あたりCHF97でした。
朝食・夕食が込みなので、スイスの宿泊料金としては格安です!
スイスで朝&夜外食すると、CHF50近くはしてしまうのではないかと思います。
予約は公式サイトからのみで、キャンセル料がかなり前からかかってしまうので、しっかりと日取りを考えてからの予約が必要となります。山の天気は読みづらいのが難点ですね。
ホテル内レストラン
ホテル内にあるレストランは一つなので、休憩や食事は全てここで済ませます。
絶景の広がるレストラン
広々としたホテルのレストランの景色はマウンテンビュー。窓が大きく、景色を堪能できます。日中は窓側の席がとても綺麗です。
外のテラス席もあるので、ちょっとした休憩にもぴったり。日中はレストラン内で軽食や飲み物が買えます。
サンセットタイムもこの通り。この景色だけでとても贅沢に感じます。
レストラン内には子供が遊べるキッズスペースも設けられていて、家族での宿泊も多いんだそうです。
宿泊料金に朝食と夕食が含まれていて、こちらのレストランで食事ができます。宿泊の際に食事の心配をしなくて良いのがありがたいです。
正直、山小屋のレストランに期待をしていなかったのですが、どれも美味しくて満足でした!
夕食
まずは1日目の夕食から。
ビュッフェスタイルとなっていて、かなりボリューム満点。男性の方でも満足いくことでしょう。
以下が私が訪れた日のメニューです。
- サラダビュッフェ
- トマトクリームスープ
- メイン(鴨肉or豚肉)
- デザート
サラダビュッフェのメニューが豊富なので、ここで欲張ってしまうと、メインを食べる前にお腹いっぱいになってしまうかもしれません。(私は欲張ってしまい、メインを前にかなりお腹が満たされていました。)
スープは一種類、メインのお肉は鴨肉と豚肉から選べます。
メインと一緒にロシュティコロッケ、ほうれん草、ライス、サラダなども盛り付けてくれるので、なかなかボリューミー。私は豚肉(ポークステーキ)、コロッケとほうれん草のみにしました。
▼夫が選んだ鴨肉
食事の最後にはデザートが出てきます。
※ドリンクは別料金です。
朝食
2日目の朝食もビュッフェ。洋食スタイルで、パンやハム・チーズ・シリアルなどがあります。
朝食はドリンクが無料なので、フルーツジュースやコーヒーなどを好きなだけ飲めます。
ここで食べたハムがおいしかったです!
朝食は8時からで、チェックアウトは10時でした。
標高2,000mからの絶景ビュー
部屋から眺める景色も、外に出てスキー場から見る景色も美しく、朝・昼・夕方、いつ見ても違った絶景を楽しめます。
昼間の景色
晴れた日は、青空と雪の真っ白なコントラストがとても綺麗。壮大なアルプスの景色が広がっていて、空気も澄んでいます。
▼ホテルのレストランのテラス席からの景色
日中はスキー場を訪れているお客さんもいて、ゴンドラの停留所である「Hahnenmoos pass」には食事処や売店があるため、賑わった雰囲気です。
夕方の景色
Hahnenmoosはサンセットを見るのに最適な場所。太陽が沈むまで見届けることができます。
▼部屋からの景色
サンセットの時間にはリフト&ゴンドラの営業時間が終了しているため、スキー場を訪れている一般のお客さんはおらず、Berghotelの宿泊者のみ。
さらにはHahnenmoosにはBerghotelしかないので、貸し切り状態です。
▼スキー場からのサンセット
▼視線を反対側に向けると、ピンク色に染まるアルプスがありました。こちらもとても美しいです。
静かで落ち着いた雰囲気の中見る、雪山サンセットはなんとも贅沢です。
夜の満点の星空を見ずに眠りについてしまったことが心残りです。
Berghotel Hahnenmoospass AG ホテル詳細情報
住所 | Adelboden 3715 Schweiz |
電話番号 | +41(0)33-673-2141 |
Google Map | |
HP | 公式ホームページ |
おわりに
Berghotel Hahnenmoosでの滞在は、宿泊料金、食事、立地、全てが満足いくものでした。雪山で過ごすという特別な時間は忘れられない思い出となります。
日頃のストレスから開放されてスイスの大自然を感じたい方におすすめのホテルです。
宿泊にプラスしてアクティビティを楽しめると、なお素敵な旅になりますね。