ドイツ・フランス・スイス、三ヶ国の国境にある「ラインセンター(Rhein Center)」はまとめ買いにぴったりの大型ショッピングモール。
ドイツの大手スーパーやドラッグストアなども入っていて、種類も豊富。食料品や日用品、医薬品、衣類、美容院やレストランなど、とにかく充実しています。
さらにはスイスもしくはフランスから行くと免税対象にもなる、お得度満点なショッピングモールです。免税手続きも簡単なのでぜひチェックしてみてください。
ラインセンター(Rhhein center)とは
ラインセンターは、ドイツ・フランス・スイスの三国国境近くにある、ドイツの人気ショッピングモール。
ショッピングモールの名前にもなっている「ライン」ですが、目の前にはライン川が流れています。
スイス・バーゼルからは車で10分程度の距離で、バーゼル在住の私の家にはチラシが届くくらい。スイスの国境近くに住む人でラインセンターへ買い物に行く人は多いはずです。
目の前にはトラムの駅があったり、大型立体駐車場も完備しているので、電車でも車でもアクセスしやすいのがまた良いところ。
毎週セールもやっていたり、店舗数も多いので、何度行っても飽きない場所です。
ラインセンター内店舗一覧
現在、ラインセンターには52店舗のお店が入っています。
ショップ
- Apollo Optik(メガネ屋)
- Die Apotheke im RHEIN CENTER(薬局)
- Bags & More(バッグ、小物類)
- Bella Donna(アパレル)
- Bijou Brigitte(アクセサリー)
- CAMP DAVID(アパレル)
- COLLOSEUM(アパレル)
- CALZEDONIA(レッグウェア、ビーチウェア)
- DEICHMANN(靴)
- dm drogerie markt(ドラッグストア)
- Gökce Gardinen(インテリア)
- Goldhaus(宝石店)
- H&M Hennes & Mauritz(アパレル)
- Jeans Road(アパレル)
- Kölle-Zoo(ペット用品)
- Lotto BURG(たばこ、両替、ロトなど)
- Marktkauf(食料品、日用品)
- Marktkauf Spiel – Sport – Freizeit(おもちゃ、スポーツ用品)
- Markt-Bäckerei(ベーカリー)
- MEGAFIT-Store(フィットネス用品)
- New Yorker(アパレル)
- NKD(アパレル、インテリア)
- Orion(アダルト系)
- Orsay(アパレル)
- Reformhaus Bacher(健康食品)
- ROMI Juwelier(ジュエリー)
- INSHOES im Rhein Center(靴)
- Spielothek Fair Play(ゲーム)
- STEPHAN Parfümerie(香水&化粧品)
- TAKKO FASHION(アパレル)
- Tally Weijl(アパレル)
サービス
- The Barber House(理容室)
- Express Schuh- u. Schlüsseldienst(靴・鍵の修理)
- FOTOFIX Fotoautomat(フォトブース)
- Frisör Klier(美容室)
- Hotel Maximilian & Hotel Dreiländerbrücke(ホテル)
- Kinopalast im RHEIN CENTER(映画館)
- Reisebank AG(銀行)
- Reisebüro Stiefvater(旅行代理店)
- Smartphone Center(スマホ修理)
- Schneiderei Dreiländereck(洋服のお直し)
- US Star Nails(ネイルサロン)
フード
- AKAMI Restaurant(ベトナム料理&寿司)
- Anatolie Centeria Grill(グリル料理)
- Bistro Lemar(バー)
- Bistro Paparazzi(ヨーロッパ料理)
- DÜNYA Kebap & Pizza(ケバブ&ピザ)
- Le Wok Asia Bistro(中華料理)
- Nordsee(魚介のサンドイッチやフライなど)
- Restaurant BelleVue(ホテルレストラン)
- sushi+more(寿司のテイクアウト)
- SUBWAY(サンドイッチ)
おすすめのお店
Marktkauf(スーパー)
EDEKA系列の巨大スーパー。ラインセンターの中でも最大の敷地面積です。
Marktkaufは2フロアに分かれていて、1階は食料品中心、2階は日用品が中心となっています。
1階では野菜、肉、シリアル、パン、飲料、乳製品、文房具など、生鮮食品はフレッシュなものが多く、お肉などはスイスの半額!野菜類はスイスと値段は変わりませんが、種類が豊富です。
飲料コーナーや冷凍食品、乳製品も充実のラインナップ。お寿司コーナーもありますよ!(美味しかったです。)
2階には保存の効く食品やお菓子、キッチン・バス用品、赤ちゃん用品、お酒、コスメ、衣類などがあり、食品コーナーの一角にはアジアン食品コーナーもあるので、ちょっとした日本の調味料などが手に入ります。
2階にある「DEPOT」コーナーは、季節のものやお洒落なアイテムを探している方におすすめです。バースデーカードなども洒落ていて可愛いです。プレゼントにも喜ばれるアイテムが見つかるかもしれません。
dm(ドラッグストア)
dmはドイツの大手ドラッグストア。
日本のドラッグストアをイメージしていただければわかりやすいかもしれませんが、スイスにはこう言ったドラッグストアがほとんどないので、見ているだけで楽しいです。
コスメや消耗品、お土産にもぴったりのばらまきアイテムも見つかります。
Marktkaufにも同じようなコーナーがありますが、dmの方が種類が多いです。また、2つの店舗は同じ商品でも値段が違うことがあるので、見比べると良いかもしれません。
Marktkaufへはdmで購入した商品を持ち込むことができず、入り口でロッカーかカウンターに荷物を預けるようになるのが面倒なので、私はいつもMarktkaufへ行った後にdmで買い物します。dmから駐車場も近いので、一番最後に買い物できます。
※預け荷物は無料です。
写真プリントや写真入りのオリジナル商品もdmで作ることができます。
※オリジナル商品については、事前にオンラインでの予約が必要です。
dmのアプリをダウンロードしておくと、お得なクーポンをアプリ内で発行できます。
Die Apotheke
薬剤師さんのいる薬局。
薬関係で悩んだ時にはここで相談すると良いです。
その他、ラロッシュポゼ、ユーセリン、アベンヌ、NUXE、ロクシタンなどのコスメアイテムはここで揃います。スキンケア好きの方はたまらない場所!
タイミングが良いとセールをやっていることがあり、以前あったクリスマスセールでは、サンタの帽子に入る分だけ20%オフというかなりの太っ腹な企画をしていました。
ラインセンターに行くときは必ずチェックしています。
H&M
日本でもお馴染みのH&M。2フロアに分かれていて、1フロアも広くて見やすいです。
週末でも他の店舗に比べて混雑が少ないのも良いところ。
そしてスイスから行くと免税にもなります。私は赤ちゃんの洋服やパジャマはH&Mで揃えることが多いです。
CALZEDONIA
CALZEDONIAはレッグウェアやビーチウェアを扱うイタリアのブランド。
タイツや靴下を購入する際に利用しています。
種類が豊富で、色や長さ、厚さや柄など、お気に入りのアイテムが必ず見つかります。
このお店も季節の終わり目などにセールをやっていて、かなりお得に買えることがあります。
STEPHAN Parfümerie
香水と化粧品のお店です。
デパコス系の化粧品が好きな方におすすめ。定番の海外のハイブランドをはじめ、日本の資生堂などの取り扱いもあります。
日本の商品を購入したい方はぜひここでチェックしてみてください。
免税手続き方法と場所
ドイツ国外からの買い物客は、1店舗につき€50以上買い物をすると免税対象になります。
ラインセンターで沢山購入する方は、免税手続きをしてから帰りましょう。
①書類発行
€50以上購入の際の会計時に「免税」をしたいとの旨を伝えると、レシートと一緒に書類を発行してくれます。
ラインセンターでは免税手続きをするお客さんが沢山いるので、店員さんはかなり慣れています。店員さん自ら聞いてくれて書類発行してくれることも。
店員さんはドイツ語話者が多いですが、タックスフリーは理解してくれます。
商品によって課税が変わってくるので、レシートで詳細を確認してみてください。
②記入
書類に氏名、住所などの必要事項を手書きで記入。
Marktkaufにはペンが置いてありますが、他のお店では置いていないことが多いので、ペンを持ち歩いているとスムーズです。
お店を出てから税関で書類提出するまでの間に書き終えましょう。
③税関でスタンプをもらう
ラインセンターの目の前、国境に手前にある税関でスタンプをもらう。これが一番重要な手続きです。
この時にIDやパスポートが必要なので、必ず所持しておきましょう。
基本的にはIDを渡すとスタンプを押してもらえます。流れ作業のような感じで、本当にチェックしているのか?と思うくらい簡単です。
混雑する時間には列ができていることもあります。
税関の前には駐車場もありますが、埋まっていると待つことがあるので、ラインセンターに車を停めたまま歩いて税関へ行く方が安心かもしれません。
免税手続き後
スタンプを押してもらったレシートは次回の買い物時に使えるので保管しておきましょう。
次回買い物時に、スタンプの押されたレシートや書類を購入店のレジで提出すると、前回の免税分を差し引いてもらえます。※dmはdmの他の店舗の免税書類も使用できます。
もしくは、カウンターで現金で受け取ることもできるそうです。
私はよくラインセンターを利用しているので、毎回前回分を会計時に割引してもらうようにしています。
ラインセンター(Rhein center)詳細情報
ラインセンター(Rhein Center)
住所 | Hauptstraße 435, 79576 Weil am Rhein |
電話番号 | +4976219387190 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:00~20:00 ※店舗によって営業時間が異なります |
駐車場 | 無料 |
Google Map | |
HP | 公式ホームページ |
おわりに
ドイツ・フランス・スイスから行けるショッピングモール「ラインセンター」は、様々なお店が入っているので、日用品の買い物などにとても便利です。
普段のショッピングにも、観光の際のお土産調達にもおすすめです。特に女性の方はコスメを扱っているお店がいくつかあるため、男性以上に楽しめるかもしれません。
なお、夕方や週末は混雑しているので、空いている時間を狙っていく方が快適に買い物ができます。