スペインでパスポートを紛失してスイスで再発行した話

スイスの生活情報

スペイン旅の際にやらかしてしまいました。
タイトルにもあるように、「パスポート紛失事件」です。
紛失後もパスポートが見つかることはなく、スペインにてパスポート紛失の手続き→居住地のスイスにてパスポートの再発行を行いました。2度と起こらないようにと願いながら、一連の出来事を残しておきたいと思います。

スペインにてパスポートを紛失

パスポート紛失に気がついたとき

パスポート紛失場所はバルセロナ空港。手元にないと気がついたのは荷物チェックの数分後です。
その直前までは、空港の係員に見せたりしていたので確実に持っていたはず。
持ち物も多くなかったのですが、幾分時間に余裕がなく焦っていたので荷物チェックが終わってから荷物の確認することはありませんでした(*-*)※ちなみに飛行機は乗り遅れました。(これもなかなかじk
一番怪しいのは荷物チェックのあたり・・だけど人を疑っても仕方ない。落としたと思うことにしています。

 

テンパる私に対し、荷物チェック周辺のスタッフは知りません!状態。
失くした私が悪いものの、スタッフはみんな他人事。問い合わせ先すら教えてくれない状況に腹さえ立ってきます。

あー、もう、数分前に戻りたい。

スタッフ数人に尋ね、全ての人に適当にあしらわれながらも最後に天使が舞い降ります。
天使のようなスペイン女性は、親身になり、問い合わせ先(電話番号、メールアドレス)を教えてくださいました。本当に本当に天使にしか見えなかった・・。

 

今回はLCCの利用でメインターミナルではなかったのですが、紛失物があったとしても全てメインターミナルへ届けられるのこと。ターミナル移動を視野に入れながらも、ひたすら問い合わせ先に電話をかけます。
が・・15分経っても電話をとってくれない。
迫る時間に焦りながらも最終手段で、メールを送ると15分後くらいに「ありません」との返信が。ー終了ー

途方に暮れながらも、とりあえずお家へ帰りたいので(この日は12月31日)、見つけることよりも帰ることに集中することにしました。

これがないと帰れない!警察署へ届出が必要

空港内に警察署があるのですが、荷物チェックより前の段階にあるので、中に入ってしまった場合にはもう一度外に出る必要があります。
そして私のときには警察署の場所が変わっていてとてもわかりづらい。
空港内の人は不親切で、適当な指示ばかりしてきてたどり着くまでにかなり時間がかかりました。

警察の方はすぐに紛失・盗難証明書を発行してくれてとても助かりました。※この証明書がないと国に帰ることもパスポートを再発行することもできませんのでご注意ください。

そして警察への紛失届出へメールアドレスを記入し、見つかったらメールを送ってくれるとのことでした。
落ち着きながらも迅速な対応に、安心することができました。

パスポートなしでのスペインからスイスへの帰国便

搭乗の際にはパスポートがないので、先ほど発行してもらった「警察からの紛失・盗難証明書」を提示すれば搭乗可能とのこと。

私の場合は「スイスID」の提示のみで搭乗、入国まで済ませることができました。(一度もパスポート提示の指示はなかったです。)
おそらく、シェンゲン協定加盟国の恩恵です。海外在住者は、IDも強い効力を持っているので肌身離さず携帯することが大切ですね。

スイスでの手続き

日本国籍のパスポートに関する手続きは、スイスの首都ベルンにある「在スイス日本大使館」にて行います。

紛失し再発行する際に必要な手続きは

・紛失届の提出
・新規発給手続き

の2つとなります。

紛失届提出と新規発給申請

紛失届の提出と新規発給申請は同時に行うことができます。
まず、紛失届に必要なものは以下となります。

■紛失一般旅券等届出書・・・1通(領事窓口備付又はダウンロード申請書)
 →事前にダウンロードしたものを印刷していきました。PCからですと入力が簡単なのでオススメです。
■警察署発行の紛失・盗難証明書
 →現地の警察署で取得したもの。これをさらに紛失した場合には最寄りの警察署にて再度取得。
■写真(縦45mm×横35mm)・・・1葉
 →駅などにあるスピード写真にて撮影。
■その他必要に応じて本人確認のできるもの
 →スイスのIDと滞在許可書を持参しました。

続いて、パスポート新規発行申請に必要なものは以下の通りです。
※本人の来館が原則となっていますが、遠隔に在住の方向けに当日発給してくれることもあるそうです。(要事前予約)

■一般旅券発給申請書(10年用又は5年用)・・・1通(領事窓口備付又はダウンロード申請書)
 →事前にダウンロードしたものを印刷していきました。PCからですと入力が簡単なのでオススメです。
■戸籍謄本または戸籍抄本・・・1通(6か月以内に発行されたもの)
 →日本の家族にお願いし、郵送してもらいました。
■写真(縦45mm×横35mm)・・・1葉(6か月以内に撮影されたもの)
 →駅などにあるスピード写真にて撮影。
■滞在許可証
■現在の旅券(有効期限が切れたものも含む)
 →私の場合は紛失なので手元にありませんでした。
■氏名立証書類(外国名の方や別名併記を希望し、滞在許可証に外国名の記載がない場合のみ。)

いずれも申請書は事前に作成しておくとスムーズです。入力もパソコンからなので時間短縮にもなります。

また、紛失届とパスポート新規発給申請にはそれぞれ1枚ずつの写真が必要となるので、2枚持参することをお忘れなく。

在スイス日本大使館窓口にて書類を確認していただき、手続きは完了です。
パスポートの申請から受け取りまでは4開館日となっています。
※在スイス日本大使館は日本の暦通りに動いているので、お急ぎの方はそちらも加味されてください。

■パスポート発給の料金

新規発給、その他の料金は以下の通りです。(2020年4月1日〜の手数料を記載しています。)

■10年有効旅券・・・145CHF
■5年有効旅券・・・100CHF
■5年有効旅券(12歳未満)・・・55CHF
■記載事項変更旅券・・・55CHF
■査証欄の増補・・・23CHF
■帰国のための渡航書・・・23CHF

私は5年での更新が面倒になので、今回も10年有効旅券を選択。
料金はパスポート受け取りの際に支払います。
※現金のみの取り扱いなので、事前に用意しておくことをオススメします。

余談ではありますが、本来ならば、結婚による氏の変更があったため、記載事項の変更が必要だったのですが、今回の旅行でパスポートを紛失してしまったので新規発給となりました。
氏の変更がある際でも、パスポートの残り期限が短い方は新規発給を選択される方も多くいらっしゃるみたいです。私も新規で申請しようとしていたので、ポジティブに言えば結果オーライです。

パスポート受け取りと2020年からのデザイン変更

パスポートの手続きが進むと大使館からメールにて連絡が来ます。
「〇〇以降に〜」という案内があるので、自身の都合に合わせて再度日本大使館へ。訪問の際は特に予約は要りません。

パスポート新規発給申請の際に引換券をもらうので、そちらを持参されてください。
窓口では再度記載内容の確認と料金の支払いを行い、その後無事にパスポートgetです。受領証もいただけます。

今回パスポートを再発行してから気がついたのですが、2020年からパスポートのデザイン(冊子中身)が変更となっていました。

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」がデザインに取り入れられ、日本らしい素敵なデザインとなっています。このデザイン変更は偽造防止策にもなるそうですよ。

また、デザインだけではなくIC内の不正読取り等を防ぐ機能を強化しているそうです。
知らないうちに日本のパスポートはさらに進化していました。

おわりに

以上がパスポートの紛失をしてから行った手続きの一連になります。
本来、紛失から再発行までは1週間程度で完了します。
※2020年3月時点での情報となるので、日本大使館公式HPより常に最新の情報を取得してください。

旅行中のパスポート紛失は大事件です・・。現地では言葉が通じないこともあり、不安が募りますが、まずは旅行先の日本大使館へ問い合わせをしてみるのが良いかもしれません。
日本大使館であれば日本語で対応してくれるので安心して適切な指示を仰ぐことができます。

何よりも・・パスポートの紛失は防ぎたいですね。
私のパスポート情報(個人情報、アメリカのVISA、20数カ国分のスタンプetc..) 今もどこかに旅していると思うと恐ろしいです・・。
今回苦い経験をしたので、逐一パスポートが手元にあることを確認、肌身離さずを徹底していきたいと思います。

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