アメリカの交通手段は車が主となっておりますが、ロサンゼルスでは想像した以上にバスや電車が走っています。
車よりも時間はかかるものの、主要地までは公共交通機関を使ってたどり着くことができるので、車がない方や観光で訪れたい方もご安心ください。
この記事では、私が毎日のように利用していたロサンゼルスのバスについてご紹介していきます。
目次
ロサンゼルスの交通手段
ロサンゼルスの主な交通手段は
- 車
- タクシー
- バス
- 電車
で日本と変わりはありません。しかし、この中で最も快適なのは車やタクシーです。バスや電車も走っていますが、遠回りになることもしばしば。
時間とお金などを天秤にかけながら上手く公共交通機関を利用していくのがおすすめです。
バスの種類
ロサンゼルスには
・Big Blue Bus (ビッグブルーバス)
・Metro Bus (メトロバス)
・Culver City Bus (カルバーシティバス)
などの路線が走っており、ビッグブルーバスとメトロバスではほとんどの主要部へ行くことができます。
ビッグブルーバスはサンタモニカを中心としたバスで、メトロバスより治安が良く少し綺麗なイメージです。本数も多いです。
メトロバスは広範囲で利用され、遠くへ行くのに便利です。
カルバーシティバスはカルバーシティ周辺を中心とした少し小さめのバスです。
いずれのバスも自転車を取り付けつけることができるので、自転車を利用している人でもバスの利用が可能となっています。
ICカードの利用
まず、どのバス(電車)に乗るにもこのTAP Card(タップカード)があると便利です。
日本でいうPASMOやICOCAのようなICカードで、バス(電車)の会社を関係なく共通で使えます。
なぜICカードを持つべきか。
それは、バスではお釣りがもらえないからです。日本では考えられないかもしれませんが、どんなに大金を支払ったとしてもお釣りが返って来ることはありません。
それだけではなく、半端な料金が多く、毎回ぴったりの金額を持ち歩くのはなかなか大変です。
このタップカードは
- メトロの駅
- オンライン
- ビッグブルーバスのオフィス等で購入することができます。(チャージもそちらで行います。残念ながらバスでチャージはできません。。)
ビッグブルーバスのオフィスの住所は
1444 4th St, Santa Monica, CA 90401
サードストリートプロムナードのForever21のちょうど真裏あたりにあります。時間は17時半頃に閉まってしまうので早めに行くことをおすすめします。
ビッグブルーバスについて -Big Blue Bus-
ビッグブルーバスの現在(2017/05/20)の料金は
・1回乗車券 $1.25(ダウンタウン行きの高速に乗るバスのみ$2.50)
・1日乗り放題パス $4
・7日間乗り放題パス $14
・13回乗車券 $14
・30日乗り放題パス $50
などがあります。時期によってはキャンペーンもやっていて、30日乗り放題パスが半額になることもありました。
ビッグブルーバスの車体は青です。
バス停も大きくてわかりやすいところがほとんどです。
バス停によっては電光でバスの到着時刻を知らせてくれるものもあります。
Big Blue Bus の頭文字をとって、BBB(ビービービー)などとも呼ばれています。
メトロバスについて -Metro Bus-
メトロバスは基本的にオレンジや赤色の車体です。
料金は
・1回乗車券 $1.75
・1日乗り放題パス $7
・7日間乗り放題パス $25
・30日間乗り放題パス $100
となっています。
ビッグブルーバスに比べて割高ですが、その分遠くまで行くことができます。
また、メトロバスのバス停はわかりづらいことが多いです。
ビッグブルーのこのサイズに比べて、
こんなに小さく案内が有ります。(ここは534番バス乗り場)
見逃し注意です。
カルバーシティバスについて
車体は緑色です。
料金は1回 $1 と、最も安いです。現金払いの際に端数が発生しないのはありがたいです。
このバスは名前の通り、カルバーシティを中心として走っているバスです。
観光で使うことは少ない路線かもしれませんが、住んでいると使う機会が出てくるかもしれません。
電車
交通手段の方法の1つに電車があります。
電車はメトロバス同様の1回$1.75です。
バスに比べて揺れが少なくて快適です。
サンタモニカの駅が2016年5月に開通しました。
サンタモニカからダウンタウンへ行くのには電車がおすすめ。バスよりも快適に、簡単に行くことができます。
できたばかりなので車内やサンタモニカの駅もとても綺麗です。
また、サンタモニカの駅は地上で開放的なのに比べ、ダウンタウン方面の駅は地下鉄なので一気に雰囲気が変わるのを感じることができるかもしれません。治安もサンタモニカよりもダウンタウンの方が悪いので、身を引き締めることが必要です。
※日本とは違って路線が多いわけではないので行ける場所は限られています。
バス・電車乗車時の注意点
バス・電車の料金は前払いです。
上で紹介したようにお釣りはもらえないので、ぴったりの料金を用意しておくかお釣りを諦める必要があります。
ビックブルーバスやメトロバスは端数が発生するので、短期の滞在であったとしても、ICカードがあると快適に過ごすことができます。
また、夜遅くの公共交通機関の利用は気をつけて下さい。
日が暮れるに連れて不審な人も増えてきます。
特に女性は話しかけられることが多く、日本人は優しく接してくれるとわかってか、餌食になりやすいです。
バスの中もそうですが、夜間はバス停も危険です。
夜になるとバスの本数が減るので、長い時間を暗闇の中で待つこともあります。私の中での許容範囲は21時頃まででそれを超えたら乗るのはやめよう。と決めていました。(夜間はタクシー利用)
安全を第一に、交通機関を利用してみてください。
おわりに
1年以上毎日のようにいろんなバスを利用しているので、いつの間にかバスマスターになっています。
はじめは色んなバスがあって難しくても、慣れてくるととても簡単です。
また、路線が不安でもグーグルマップはかなり助けてくれます。
車があると便利なロサンゼルスですが、主要部はバスでも十分回れます。その分時間もかかりますが、安く抑えたい方はバスや電車という交通手段を上手く利用してみてください。
ロサンゼルスにはこの他にもUberやLyftなどの大変便利なタクシーサービスもあるので、急いでいる時にはそういった選択もしてみてください。
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